5年生:坂井森林組合リサイクルセンター見学(社会科)
5年生が社会科の学習で、「リサイクルセンター・バイオマスセンター」という、森林の間伐材や切り落とした枝などをリサイクルする施設へ見学に行きました。
行く前は「リサイクル?ペットボトルや紙をリサイクルする施設なのかな?」と今までの社会の学習から考えていた5年生の子供たち。
しかし、森林組合のリサイクルセンターはそうではありません。
学校で「森林のなかでも、人が植えた杉などの人工林には切らないといけない木がある」
ということを学習し、その間伐材を利用したバイオマス発電のことも調べて当日を迎えました。
見学当日は天候に恵まれ、到着したとたん積まれたたくさんの木から良い香りがしてきました。
このたくさんの木を細かく切ったり、すりつぶしたりしてチップをつくり、温泉施設のお湯を沸かす燃料にしたり、大野市のバイオマス発電所へ運んだりしているそうです。
チップをつくる木材破砕機は、外国から取り寄せたものだそうで、タイヤだけでも身長を超える大きさでした。
チップをさらに細かく粉にし、プラスチックと混ぜてつくる「木質プラスチック」も見せていただきました。
気になることはしっかり質問し、メモもたくさんとって、良い香りのするチップのお土産もいただいて、とても楽しい見学になりました。
これから社会科で学ぶ森林の学習に生かしていきたいと思います。